素晴らしい旅行体験を提供できることが旅行業界で働く最大の魅力

Profile
株式会社国際旅行社 法人営業部  大城 美月(おおしろ みづき)さん 20歳 2022年12月入社

2023年に60周年を迎えた株式会社国際旅行社は、旅行のプロフェッショナルとして確かな歴史を持つリーディングカンパニー。旅の目的に合わせたプラン提案を使命とし、全職員が一丸となり安心安全な旅を実現している。

専門学校卒業後、2022年12月国際旅行社に入社した大城さん。自己の成長や沖縄ならではのホスピタリティを大切にする企業理念に感銘を受け、法人営業部として社会人第一歩を踏み出す。

Q.国際旅行社に入社を決めたきっかけについて
#01

高校在籍時の台湾研修旅行で私たちを案内した添乗員の専門知識と気配りが、私が旅行業界への進路を志望するきっかけになりました。専門学校は旅行観光が専攻できる学科への進学を決意、進学後の就職活動では特に旅行関連の企業説明会に積極的に参加しました。企業説明会で出会えた国際旅行社の「組織は人なり」の考えや「お客様に夢を提供するため、進化し続ける」という理念に共感し、なにより、社員同士の温かい雰囲気や向上心に惹かれ、国際旅行社を志望、私の夢だった旅行業界への扉を開くことができました。

Q.大城さんのお仕事内容について教えてください
#02

法人営業部に所属しており、主に出張の手配や企業様からの予約受付を担当しています。また、カウンターでは来店客への案内業務も行います。数は少ないですが、添乗員としてのツアー参加や、営業マン同行のもと企業様向けの提案業務も経験しています。将来的には自己の成長を高め、企業訪問やツアーの案内・作成も手がけることを目標に、経験を積み、自信を深めながら幅広い業務に携わっていきたいと思っています。

Q.現在、特に力を入れている業務とは
#03

新社会人として学ぶことが多い日々の業務はスケジュール管理を特に意識しています。お客様からいただく依頼を速やかに遂行するために、日々の業務をグループウェアのカレンダーで整理し、お客様の渡航日時や、希望する宿泊施設などの情報のもと、よりニーズに叶う手配ができるように努めております。お客様から頂く依頼をスケジュールとしてグループウェアで共有することで「いつまでに」「何を」の進捗状況を担当部署で共有し、上司や先輩社員への報告を速やかに行えるように努めております。

Q.旅行業界で働く上での最大のやりがいとは
#04

私たちの提案で、お客様に素晴らしい旅行体験を提供し、お礼の言葉を頂いたときには大きなやりがいを感じます。旅行は歴史、文化にふれ合い、新たな出会いを経験することができる貴重な時間です。その貴重な時間を、お客様に提案し素晴らしい思い出を提供できることこそ、旅行業界で働く最大の魅力です。

Q.旅行者におもてなしを提供する際、心がけていることは?
#05

お客様のニーズを引き出すことに心配りをしています。そのために細やかな配慮やコミュニケーション力が不可欠です。価格だけでなく、体験や感動を提供することに重きを置き、お客様にとってより魅力ある旅行プランをご提供できるように心掛けています。複数のプランを提案し、安全面にも配慮することで、お客様の期待を超えたプランを提供できると考えております。先輩職員の方々の経験も、お客様へのおもてなしの質を高める、貴重な助言になっており、日々業務を通し多くの学びを得ております。

Q.お客様からの感謝や喜びの声を受けたエピソードをお聞かせください
#06

新入社員全員で作成したツアーが最も感動的でした。沖縄の課題、体験格差に焦点を当てた手作りのSDGsツアーです。子どもたちをツアーに招待し、地域文化や環境問題を学び、食事・宿泊・体験を通じ旅の魅力を体感することで、楽しさの中から将来の夢を広げることができたかと思います。「また参加したい!ありがとうお姉ちゃん!」と子どもたちの喜ぶ姿を見た瞬間、このツアーを企画した喜びを一層深めました。企画から実施までの難しさはありましたが、経験を通じて成長できたことは非常に意義深いものでした。

Q.大城さんの強みは何だと考えますか?
#07

積極性と追求心です。新しいアイデアやプロジェクトに挑戦する意欲が強く、会社内での試みには主体的に関与し、自己成長に繋げています。また、難しい業務や未知の領域にも果敢に挑戦しており、日々やりがいを感じています。好奇心旺盛な性格から、新しいことにチャレンジしたい気持ちが強く、人が避けがちな業務も含め、積極的に取り組むよう心がけています。多くの経験を積み成長できるこの環境に、とても感謝しています。

Q.国際旅行社の魅力についてお聞かせください
#08

旅行業務に留まらず、様々な活動に積極的に取り組む姿勢が魅力です。県内外でハンドボールの普及活動に力を入れており、日本ハンドボールリーグの「琉球コラソン」のスポンサーを務めております。また2017年からは小学生のハンドボール交流大会「国際旅行社杯」を主催しています。これを通じて沖縄のスポーツ産業や観光産業の発展に寄与できることを願っています。さらに、SDGsにも熱心に取り組んでおり、持続可能な沖縄観光のキーとなる、次世代のための特別なツアーを企画するなど、国際旅行社の様々な取り組みは、今後の沖縄観光の発展につながっていくと考えております。

Q.沖縄観光業の今後の課題とは
#09

現在、スマートフォン片手に簡単に予約ができる環境は、利便性の点で飛躍的な進化を遂げ、ますます期待が高まっています。一方で、旅行社が提案するプランはお客様の安心・安全に寄り添い、個々のニーズに合わせた真心込めたプランとなっています。どちらも魅力的であるが故、当社はお客様の満足度向上において、さらなる工夫と利便性に匹敵する柔軟性を導入する必要があると考えます。これは、旅行が人生の大切な一瞬を彩るうえで、より良い思い出にして欲しいという、私たち「旅行社」としての熱い思いが込められているからこその考え方です。

Q.若手社員としての今後についてお聞かせください
#10

「私たちはお客様に時間を作って差し上げ、夢を提供するために進化を続けます」この経営理念は創業から現在に至るまでの60年間、多くの先輩方の思いが込められていると思います。その思いを支えてくださったのは国際旅行社のお客様、沖縄県民の皆様です。私はこの経営理念やお客様からいただく支援を自身の成長だけでなく、今後入社する後輩にも伝えていきたいと考えております。沖縄観光の未来を担う私たちや次の世代に経営理念の思いを繋いでいけるように業務に取り組むこと。それこそが私が最高のビジョンと考える、旅行社としての未来です。